【初心者必見】一眼レフカメラで夜景撮影をするときの設定と必要機材

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みなさんこんにちは、ざわ氏です。一眼レフで夜景撮影してみたいけど「設定が難しそう。」「何か機材が必要なの?」と思ったことはありませんか?今回は夜景撮影のおける設定方法や使う機材を紹介します。

✔︎ 夜景撮影の設定を知りたい人
✔︎ 夜景撮影に必要な機材を取り揃えたい人
上記の方におすすめの記事となっています。この記事を読めば夜景撮影ができるようになると思います。
 
まずは僕が実際撮った夜景写真の一部を紹介しています。
 

夜景撮影のカメラ設定

今回カメラの設定は「M」マニュアルモードで行います。Mモードの設定では「ISO」「シャッタースピード」「F値」の3つの設定を行います。
※露出やホワイトバランスは今回触りません。

題材にするのはビル夜景の写真です。下の写真はレタッチ済みの写真になります。

ISO

まずはISOの設定からです。

そもそもISOとはカメラが光をとらえる能力の値になります。簡単に言うと暗い所で写真を明るく撮りたいときISOを上げれば明るく撮れます。しかしISOを上げれば画質が悪くなってしまいますのでなるべくISOを低くし、後に説明するシャッタースピードとF値で写真の明るさを変えていきましょう。

同じシャッタースピード、F値でISOの数値を変えた時の比較写真です。左の写真はISO200です。右の写真はISO12800まで上げたものです。これでISOの役割がわかると思います。

ビルでの夜景撮影はISO100まで低くしても大丈夫なのでここでは100に設定します。
僕は夜景問わず基本ISO100に設定しています。

F値

続いてはF値の設定になります。F値について知っておきたいこと。

✔︎ F値を大きくする(絞る)→背景全体にピントが合う→写真が暗くなる
✔︎ F値を小さくする(開く)→背景がボケる→写真が明るくなる

簡単に言うとF値を下げればボケを楽しむことができます。ポートレートとか撮りたい人にもいいですね。

今回のビル夜景の場合は街全体にピントが合ってほしいのでF値を6.3くらいに合わせました。

シャッタースピード

ISOとF値の設定を終えたら後はシャッタースピードの設定をしていきます。上記2点の設定は固定しますのでシャッタースピードで写真の明るさを変えていきます。

シャッタースピードは速くすると写真は暗くなり、遅くするとそのぶん光を取り込むことができるので明るい写真を撮ることができます。

動物が草原を疾走する写真や、スポーツ選手がボールを蹴る瞬間などよく見る写真はシャッタースピードを速くして撮っています。また川が線みたいに流れているような写真はシャッタースピードを遅くして撮ります。実際の写真はこんな感じです!

上の写真はシャッタースピードを速くして撮った写真です。ものを止まってるように見せたい時とかいいですね。

このような流れる写真を撮る場合はシャッタースピードを遅くします。では説明に戻ります。

最初は真ん中の”0”のとこに合うまでシャッタースピードを遅くして撮っていきましょう。何度か撮ってみてもう少し明るくしたかったらシャッタースピードを遅く、暗く撮りたかったらシャッタースピードを遅くして調整しながら撮っていきましょう。

題材の写真はシャッタースピードを8秒に合わせました。

シャッタースピードを遅くすると言うことはその時間シャッターが開いていると言うことになります。つまりその開いている間カメラを動かしてしまうと手ブレしてピンボケしてします。カメラを手持ちで持って撮影しても手ブレしない速度には限界があります。大体1/60〜80くらいまでが限界です。

夜景を撮影する時はほぼその限界速度より遅くなるので手持ちで撮影するのは困難になります。

次の項目で、夜景撮影に必要機材を紹介します。

夜景撮影に必要な機材

三脚

まずはシャッタースピードを遅くしてもブレない写真を撮るために必要なのが三脚です。三脚の種類も多くあるので迷うかもしれません。僕はSLIKの三脚を使っています。¥4,000くらいで買いましたが全く不便なことはありません。

購入するときに気をつけるのは高さです。三脚の高さが足りず手すりが写真に写ってしまうと言うことがあるので少し高さがあるものを選ぶことをおすすめします。

レリーズ

レリーズとはシャッターを切るときに使う道具になります。なぜこれがいるのかと言うと、夜景撮影時三脚でカメラを固定していますがシャッターボタンを押すとき、それが振動に繋がってしまう可能性があるからです。タイマー撮影にすればそのようなことにはなりませんが、時間がかかってしまいます。

レンズフード

こちらはなくても問題ありませが、あると役立つアイテムです!どこで使うかと言うと室内展望台から外の夜景を撮影するときに使います。これがないとガラスに反射した風景が写真に映り込んでしまいます。代わりに黒い布を使ってもいいですが、レンズにつけるだけなので楽です。

まとめ

今回は夜景の撮り方を紹介しました。ISO、F値、シャッタースピードの三つのを調整すると様々な写真を撮ることができます。最初は難しいと思いますがそのうち慣れてきます。うまくなるコツは最初は人の写真を真似して撮ることです!後はたくさん撮ることです!たくさん撮影していい写真を増やしましょう!

夜景に必要な道具も三脚とレリーズがあるだけで撮影できます!値段もそこまで高額ではないので揃えるだけで写真の幅が広がると思えば問題ありません。

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